高速バスのフルフラット座席、国土交通省がガイドライン公表
西武バスなど3社、3月から東京〜新潟間の高速バスを約半数に減便 現在は全便運休中
西武バス、新潟交通、越後交通は、共同運行する東京〜新潟間の高速バスについて、3月1日にダイヤ改正を実施する。コロナ禍以前と比較して、便数はおよそ半減する。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で移動需要が減少していることを受け、ダイヤ改正を行う。現在、週末・特定日運行便を含んで1日17往復(34本)を設定しているが、改正後は、1日9往復(18本)を設定する。このうち、週末・特定日運行便の1往復を当面の間運休する。これにより1日8往復の運行となる見通しで、改正前の設定便数から約半数に減少する。
なお、新型コロナウイルスの感染状況の影響で、1月15日から同路線は全便運休中。ダイヤ改正後も、一部または全便を運休する場合があるとしている。
同路線は関越自動車道全通直後から運行しており、現在、西武バスは「長岡・新潟線」として、越後交通・新潟交通は「東京線」として日中は1時間ヘッドで運行している。東京側は、池袋駅東口、バスタ新宿(一部)に乗り入れており、競合する上越新幹線よりも所要時間がかかるものの、運賃の安さなどから利用者が定着していた。