シンガポール航空、ワクチン接種済みの乗員のみのフライト運航 世界初

シンガポール航空とグループのシルクエアー、スクートは、世界で初めてとなる、新型コロナウイルスワクチンの接種済のみ乗員のみのフライトを運航した。

最初の便は、2月11日の午前9時30分にシンガポールを出発した、ジャカルタ行きのSQ956便で、その後バンコクやプノンペン行きのフライトも運航した。

シルクエアーとスクートをあわせた、シンガポール航空グループの乗員のうち、90%以上がワクチンの接種を希望している。シンガポール政府も、航空分野に対して、優先して配分する意向を示している。

ゴー・チュン・ポン最高経営責任者(CEO)は、「ワクチン接種は、強固な検査体制と、地上や機内で実施されている広範な安全管理措置と並行して、国境の再開と渡航の信頼性を高めるための鍵となります」と、従業員を保護しつつ、乗客に安心感を提供できるとした。

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