ANAの767-300BCF「JA8323」が離日 JA8000番台機、残り1機に
ANA、東京/羽田〜札幌/千歳線に国際線仕様777-300ER投入 ビジネスクラスは普通席開放
全日本空輸(ANA)は、東京/羽田〜札幌/千歳線に国際線仕様のボーイング777-300ER型機を投入する。
3月1日〜4日の東京/羽田発ANA79便、3月2日〜5日の札幌/千歳発ANA50便が対象となる。機材は新千歳空港に夜間駐機する。
ファーストクラス8席はプレミアムクラス扱い、フルフラットとなる「スタッガード」タイプのビジネスクラス53席とプレミアムエコノミー24席、エコノミークラス180席の計256席は普通席扱いとなっている。
プレミアムクラスは普通席からアップグレードする場合、搭乗2日前から前日までは14,000円、搭乗当日は15,000円のアップグレード料金で利用できる。約1時間半の飛行時間ではあるものの、フルフラットとなる国際線ファーストクラスに乗れることから、お値打ちといえる。
国土交通省は、2月21日に発生したユナイテッド航空機のエンジントラブルを受け、プラット&ホイットニー製のPW4000エンジンを搭載したボーイング777型機の運航停止を指示しており、ANAの19機、日本航空(JAL)の13機が対象となっている。ANAの国際線機材は、ゼネラル・エレクトロニック(GE)製のGE90エンジンを搭載している。
ANAはこの他に、国内線に国際線仕様のボーイング787-8型機、エアバスA320型機を投入している。