ピーチ、最大2088便を減便 機長不足や病欠理由で

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機長不足等で最大2,088便の減便を発表したピーチアビエーション Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 関空を拠点とするLCC(格安航空会社)のピーチアビエーション(APJ)はこのほど、5月19日以降の運航予定便を減便すると発表しました。運休対象は最大で2,088便。5月と6月に運航を予定している448便については減便が確定しています。

 ピーチによると、減便の理由は病気等で休む機長の数が想定を超えて発生したことや機長の人員不足。

 5月19日から10月25日までの夏期スケジュール期間は最大2,088便が運休するものとみられ、5月19日から6月末日までの期間中、国内線では関西発着の札幌、福岡、鹿児島、仙台、那覇、松山線、国際線では関西発着のソウル(仁川)、香港線の一部便の運休が決定。1日2往復体制で2月に開設した関西-松山線については、同期間中の1往復(MM309/MM310便)のみ運航します。

 運休対象便の利用者には順次メールで案内しているとし、自社便への振り替え希望者には無料で便の振り替えに応じるほか、振り替えが出来ない場合や搭乗を希望しない場合は料金の払い戻しで対応します。

 7月以降で影響の可能性がある便については、4月末を予定に案内するものとみられます。

 パイロットの病欠者発生による減便を余儀なくされるものの、ピーチは下期の稼働向上を図り当初の計画を達成していく考えです。