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エア・プレミア、初のボーイング787-9型機を受領
エア・プレミアは、初のボーイング787-9型機を、エア・リース・コーポレーションを通じて受領した。
エア・プレミアはエア・リース・コーポレーションとの間で、3機のボーイング787-9型機のリース契約を締結している。5年間で10機の導入を目指している。
座席はレカロ製で、エコノミークラスはCL3710、プレミアムエコノミーはPL3530を採用した。座席間隔は、エコノミークラスは35インチ、プレミアムエコノミーは42インチとしている。
エア・プレミアは、韓国・ソウルに本社を置き、2017年7月に設立した、長距離専門のハイブリッド航空会社。2018年5月に現社名となった。国際航空運送事業の許可を2019年3月に取得している。2019年1月に、ボーイング787-9型機の導入を決めている。
当初は、2020年9月の就航を目指し、2020年半ばにも機体の受領を予定していた。中長距離路線を中心に、北米やヨーロッパ、オセアニアへの就航を目指している。2021年からロサンゼルスに就航する計画で、2019年4月には、ロサンゼルスのウィルシャーカントリークラブで開催されたゴルフトーナメントに、タイトルスポンサーとして協賛している。
運賃水準は、韓国のフルサービス航空会社のエコノミークラスと比べ、エコノミークラスは80%、プレミアムエコノミーは140%程度とする見通し。