「ヴィソン ホテルズ」、三重県多気町の商業リゾート「VISON」内に7月20日開業

ヴィソン ホテルズ

H.I.S.ホテルホールディングス、住友林業、アクアイグニスが出資するヴィソンホテルマネジメントは、三重県に新設する日本最大級の商業リゾート施設「VISON」内に「ヴィソン ホテルズ」を7月20日に開業する。4月20日より予約を受け付けている。

プライベートヴィラとホテルタイプの客室を持つ「ホテルヴィソン」と日本的な風流が感じられる「旅籠ヴィソン」から構成されている。

ホテルヴィソンのプライベートヴィラは全6棟で、1棟ごとに季節を表す名称を冠し、露天風呂と外居間を配置するなど「現代的な和」を演出する。茶人の千宗屋氏監修の茶室付ヴィラやペットと泊まれるヴィラも設ける。広さは100平方メートルで、料金は1泊2食付きで1室70,800円から。ホテルタイプは全155室で、一部客室には客室内と同面積のテラスを設け、大自然を感じながら露天風呂や食事などを楽しめる空間を提供する。広さは35.2平方メートル以上で、ダブルルームが1泊2食付きで1室34,600円からとなる。

旅籠ヴィソンは4棟からなる全40室を設置し、1棟ごとに異なるデザイナーが客室を演出する。広さは28.6平方メートル以上。開業は8月を予定しており、予約の受付開始や詳細の発表は5月下旬を予定している。

VISON

VISONは、三重県多気郡に、イオンタウンなど4社が出資した合同会社三重故郷創生プロジェクトが新設する商業リゾート施設。東京ドーム24個分(約119ヘクタール)の敷地内に、宿泊施設の他、温浴施設、産直市場、レストラン、スイーツエリア、オーガニック農園など68店が出店する。4月29日に一部が先行開業した。

伊勢自動車道多気ヴィソンスマートインターチェンジと直結しており、国内では初認可となる、高速道路のインターチェンジと直結する民間施設となる。

電車でのアクセスは、名古屋駅から約1時間半、大阪難波駅から約2時間。三重交通が、名古屋・松阪・伊勢・南紀方面から路線バスを7月1日に開設する予定だという。

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