国際線大増便で旅客数17.2%上昇 ANA、GWの利用実績

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ANA、羽田国際線拡大で旅客数前年比17.2%上昇 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 全日空(ANA)は、4月25日から5月6日までにおけるGW期間の利用実績を発表しました。

 GW期間中、国内線は提供座席数前年比1.3%増の227万7007席に対し、旅客数は同0.8%増の144万2011人、利用率は同0.3%減の63.3%。国際線は提供座席数前年比17.7%増の33万1425席に対し、旅客数は17.2%増の24万2796人、利用率は同0.3%減の73.3%。

 羽田国際線の路線拡大により、国際線の方面別ではホノルル線を除く北米、欧州、中国、アジアの全方面で前年比の搭乗旅客数が増え、総旅客数は前年を17.2%上回っています。また、連休が短い日並びだったことから、ベトナム・フィリピン・タイ・台湾といった短距離路線が好調でした。

 方面別で最も利用率が高かったのは、86.4%のホノルル線。旅客数が最も多かったのは、10万3225人が利用したアジア路線。前年比で旅客数が最も増えたのは、4万3823人が利用した北米路線(39.1%増)でした。

 国内線はプレジャー需要が好調に推移し、旅客数は前年比で0.8%上昇。方面別では旅客数前年比5.5%増の沖縄方面、同3.2%増の九州方面が特に人気で、利用率が最も高かったのは71.5%の沖縄方面でした。