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アズールブラジル航空、ラタム航空との統合視野に
アズールブラジル航空は、ラタム航空のブラジル事業との統合を視野に入れていることを明らかにした。
新型コロナウイルスの収束後、統合が重要な役割を果たすとしており、統合を強力に推進する立場にあるとしている。一方で、ラタム航空は、共同運航(コードシェア)を今週取りやめた。
アズールブラジル航空のジョン・ロジャーソン最高経営責任者(CEO)は、「アズールブラジル航空は、流動性、ネットワークの回復、競争上の優位性という点で、この危機から抜け出しつつあります。当社の計画に変更はなく、現時点では戦略的代替案を追求するための最良の立場にあると確信しています」とコメントしている。今年第1四半期末には財務アドバイザーを任命し、統合の機会を模索しているという。
アズールブラジル航空は、110都市以上に1日700便以上を運航する、フライト数と就航都市数でブラジル最大の航空会社。約150機の機材と、12,400人以上の従業員を有している。ラタム航空は2020年5月、アメリカで連邦破産法第11条の適用を申請し、経営再建の途上にある。