JR東海と星野リゾートが初コラボ ずらし旅で「リベンジ夏祭り」

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JR東海は星野リゾートとのコラボレーションで、ホテルの客室で花火大会気分を味わえる「ずらし旅」商品を展開する。

「ずらし旅」とは、旅行の目的地や旅先での行動、時間、移動手段などを定番から“ずらす”旅のことで、コロナ禍の新しい旅の形としてJR東海が昨年から提唱している。今年も各地の夏祭りが中止となる中、ホテルの部屋の中で祭り気分を味わってもらおうと、旅行商品「星野リゾート リゾナーレ熱海で過ごす平日に家族でずらし旅 〜リベンジ夏祭り〜」をJR東海ツアーズで発売。155平米のテラススイートルームに熱海花火大会をモチーフとした装飾を施し、室内に花火の映像を投影する。特典としてクラフトビールやご当地おつまみなどが入った「お楽しみBOX」が付き、場所を“ずらし”て映像の花火大会気分を楽しめる。

設定期間は6月11日から7月15日までと、8月30日から9月29日まで。星野リゾートが「休日分散化」を訴求していることから、平日出発のみの設定となっている。

両社のコラボは今回が初めて。JR東海の担当者によると、「コロナ禍で観光業界が苦しむ中、『ずらし旅』を軸に両社で新しい旅のかたちをつくっていこうと意気投合」したという。今回の商品はコラボ第1弾で、今後は第2弾も展開していく。JR東海は、オーバーツーリズム問題などに対しても「ずらし旅」が解決策になると見込んでおり、コロナ禍後も見据えて引き続き認知を拡大させたい考え。

コラボを記念して、星野リゾート リゾナーレ熱海の宿泊券と、東海道新幹線各駅から熱海駅までの往復チケットが当たるキャンペーンを6月30日まで実施している。応募はTwitterとInstagramから。