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エチオピア、出入国や乗り継ぎでデジタル陰性証明の提示義務付け 7月から
エチオピア保健省は6月2日、PCR検査の偽造した陰性証明書の提示が増加していることを受け、全ての旅行者に対し、デジタル陰性証明の提出を求めることを決めた。
出入国や乗り継ぎを行う人を対象に、7月1日から義務付けるものの、6月7日からデジタル陰性証明の提示を推奨している。
旅行者は、アフリカ連合とアフリカ疾病管理センター、PanaBiosが共同で構築したTrusted Travelシステムでアカウントを作成し、個人情報や陰性証明書の画像をアップロードすることで発行されるデジタルコードの提示が求められる。
エチオピアへの出国時には、認可した検査所で検査を受ける必要がある。全ての検査所が登録機関で、検査後に送付されるメールアドレスの指示に従い、Trusted Travelコードを取得することができる。
エチオピアへの入国時や乗り継ぎでは、Trusted Travelに登録されていない国では、従来通り取得した陰性証明書をスキャンか写真撮影してシステム上にアップロードし、検査所などを記入することで、Instant Travel Codeを取得できる。
日本からエチオピアに入国、もしくはエチオピアで乗り継ぐ場合にもこれらの措置が求められる。在ルワンダ日本国大使館によると、ケニアやガーナなどの、他のアフリカ連合加盟国でも同様の措置が確認されているという。