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5月の定時運航率、アジア太平洋ではJALがトップ 空港別では羽田が世界一、シリウム調査
Cirium(シリウム)は、5月の定時運航率リポートを発表した。新型コロナウイルスの影響で、2020年3月以降は発表を見合わせていたものの、再開した。
アジア太平洋地域では日本航空(JAL)、北米ではハワイアン航空、ヨーロッパではレッドウイングス航空、中南米ではアビアンカ航空が、それぞれ最も定時運航率が高かった。空港別では羽田空港が世界一だった。
アジア太平洋地域での定時到着率は、JAL(95.19%)、全日本空輸(ANA)(94.60%)、ニュージーランド航空(89.59%)、ガルーダ・インドネシア航空(87.98%)、大韓航空(85.48%)の順だった。トップ10のうち、最も運航便数が多かったのはニュージーランド航空で、12,570便だった。
世界の空港の定時出発率ランキングでは、羽田空港が86.86%でトップ。上位5空港には、モスクワ・シェレメチェボ国際空港、ミネアポリス・セントポール国際空港、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港、フィラデルフィア国際空港が続いた。
シリウムのJeremy Bowen最高経営責任者(CEO)は「フライトが戻ってきて、航空会社と空港の定時運航を再び分析する公平な競技場になっており、業界にとって明るい兆しである。遅延の要因―混雑した空域、誘導路、乗り継ぎ客―は2020年には全く存在しなかったが、2021年から2022年にかけて徐々に戻ってくるだろう」とコメントした。