石垣市、来島者にPCR検査など「強く要請」 7月1日から結果提示求める

沖縄県石垣市の中山義隆市長は、7月1日以降、来島者に出発72時間以内のPCR検査や抗原検査の実施を強く要請すると発表した。

石垣市新型コロナウイルス感染症等対策条例に基づいた措置として、搭乗72時間前のPCR検査または抗原検査、2回のワクチン接種を旅行前に行うことを求める。石垣空港到着時に検査の陰性結果またはワクチン接種証明書を提示させる。検査結果や接種証明書の様式などは定めていない。

石垣空港ではこれらの検査結果やワクチン接種証明書の提示で、市内の協力店で特典を受けることができる「あんしん島旅プレミアムパスポート」を配布する。

石垣市や沖縄県などは、来島者に対し事前のPCR検査を推奨しており、他都道府県の緊急事態宣言解除や本格的な観光シーズン到来に際し、水際対策の強化に踏み切った。なお、沖縄県が石垣空港でPCR検査を提供しているものの、結果の通知は翌日以降となっている。