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近鉄、7月3日に全線でダイヤ変更 コロナ禍で特急含む本数削減
近畿日本鉄道(近鉄)は、コロナ禍での利用状況を踏まえ、7月3日にダイヤ変更を行う。
特急列車は、平日・土休日ともに、ほとんどの系統で運転本数を削減する。なお、大阪難波〜名古屋間の特急列車の運転本数は維持する。また、昼間時間帯の特急列車の一部を、需要に応じて運転する。大阪阿倍野橋〜吉野間では、「青の交響曲」で運転する4列車について、水曜日を運休する。土休日の大阪上本町発宇治山田行き特急の1列車を、大阪難波発鳥羽行きに変更し、停車駅を見直す。
一般列車では、午後10時以降の利用者が約6〜7割減少していることを踏まえ、同時間帯の運転本数・運転区間を見直す。また、最終列車の運転時刻を繰り上げる。
名張〜伊勢中川駅間の普通列車は、午前11時から午後2時台の普通列車毎時1本の運転を取りやめる。区間内の普通列車のみ停車する一部の駅では、概ね毎時1本の停車になる。橿原線の大和西大寺〜平端駅間、南大阪線の古市〜橿原神宮前駅間、御所線、田原本線、志摩線と、名古屋線の塩浜〜津新町駅間の普通列車も一部削減する。この他にも列車の運転本数などを見直す。
なお、このダイヤ変更内容が反映された、「近鉄時刻表(2021年7月3日ダイヤ変更号)」は、7月16日から近鉄駅構内ファミリーマートなどで発売する予定。