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福岡市地下鉄七隈線、新駅名称・新車両導入を発表 2022年度に博多まで延伸予定
福岡市交通局は、2022年度に博多駅延伸を予定している地下鉄七隈線の、新駅名称と新車両導入を発表した。
新駅の名称は「櫛田神社前」駅で、新たに開業する天神南~博多駅間に設置される。市は駅名の選定理由について、「“お櫛田さん”の愛称で、市民に広く親しまれているほか、櫛田神社に毎年奉納されている『博多祇園山笠』は、ユネスコ無形文化遺産に登録されているなど、観光客をはじめ、多くの来街者が訪れる場所である。駅の名称とすることで、利用者の利便性向上、ひいては地下鉄の利用促進に繋がることが期待できる」と述べている。
新車両は「3000A系」という名称で、AはAdvanceを表している。外装は、西南部地域の山々の稜線をイメージした七隈線のラインカラー「グリーン」と、福岡空港へつながるイメージ、広く澄んだ青空をイメージした「スカイブルー」の2色をとりいれ、内装は博多織の五色献上色「紫」「青」「赤」「黄」「紺」をイメージし、「櫛田の銀杏」をイメージした木目柄をとりいれるという。また、抗菌・抗ウイルスコーティングなどの感染症対策やユニバーサルデザインの導入も行うとしている。4編成(1編成あたり4両)を導入する予定で、車両基地搬入は9月下旬から10月上旬を、運用開始は冬頃を予定している。