プリンセス・クルーズ、中国拠点の新造船を「マジェスティック・プリンセス」と命名 日本や韓国へのクルーズ計画

カーニバル・コーポレーションは、プリンセス・クルーズブランドで現在建造中の、中国を拠点として2017年夏より就航を予定している新しいクルーズ船を「マジェスティック・プリンセス」と命名することを発表した。

初の中国人の乗客向けの客船で、中国名は「盛世公主号」。同社の社員が選んだ翻訳後で「雄大な世界」や「雄大な精神」といった意味合いを含んでいる。

定員は3,560名で、インターナショナルと中国的な特徴が融合された船内には、交場として多層階吹き抜けの豪華なアトリウムを設け、トップデッキから8メートルも張り出したガラス張りのユニークな海上遊歩道「シー・ウォーク」、船上のテレビスタジオ「プリンセス・ライブ!」、光るカーテンに包まれたメイン・ダイニング内の空間「シェフズ・テーブル・ルミエール」などを設けた。また、新鮮な素材を使って、イタリアからフランス、北米、南米、東南アジア、日本、中国まで世界各国の本格的な料理を船内で提供するほか、異国情緒あふれるお祭りのダンスや音楽、手工芸、世界的なゲストエンターテイナーのライブ・パフォーマンス、各国のシンガーやダンサーが出演するラスベガス・スタイルのショーも行う。

主に、日本や韓国へのクルーズを予定している。