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きょう7月26日から、海外渡航者向けに新型コロナワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の発行が開始される。
ワクチンパスポートが公式な必要書類として認められるのは7月21日時点で、イタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドの5ヶ国。また、韓国では隔離免除書発行に必要な書類のうちのひとつである「予防接種証明書」、エストニアでは日本の証明書を認証するとしているものの、すでに入国後の隔離や入国時のPCR検査についてワクチン接種の有無にかかわらず不要としている。
ワクチンパスポートは、海外への渡航予定がある希望者に対し、自治体が発行する。発行申請方法は自治体によって異なり、郵送や窓口で申請を受け付ける。手数料は無料。当初は紙の証明書を発行する。
現段階では、日本への帰国・入国時には、ワクチンパスポートの有無に関わらず、出国72時間以内の検査証明書の提示、14日間の公共交通機関の不使用や自宅での待機、位置情報の保存や提示、接触確認アプリのダウンロードなどの水際対策措置の対象となる。一部地域からの入国では3日〜10日間の停留措置の対象となる。