岩手県北バスと久慈市、観光循環バスや高速バスなど実証運行

岩手県北バス

岩手県北バスと久慈市は、久慈市と八戸市を結ぶ「久慈・八戸高速バス」、久慈市内の観光地と久慈駅を結ぶ「久慈観光循環バス」、小袖海岸と久慈駅を結ぶ路線バス「久慈海岸線」の平日1便追加の実証運行を実施する。

久慈・八戸高速バスは、久慈駅と八戸中心街ターミナル・八戸駅を1日4往復で結ぶ。久慈観光循環バスは、久慈駅から久慈琥珀博物館ともぐらんぴあへ各施設へ1日2往復する。久慈海岸線は、久慈駅と小袖海岸間を平日1往復、9月末までの土日祝日は1日2往復する。運行期間はいずれも8月7日から10月24日まで。

観光庁の既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業の補助金を活用したもので、今後の本格運行に向けたデータの収集やニーズの調査を行う。今回の実証運行では、八戸市錦江の住民をターゲットとしており、秋以降の観光客需要にも期待しているとしている。

3月に三陸沿岸道路が全線開通し、久慈駅と八戸駅の間は最短1時間15分で結べるようになった。