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ANA、燃油サーチャージを同額で徴収継続 8月・9月発券分
全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収を同額で継続する。
両社は燃油サーチャージの徴収を、航空燃料のシンガポールケロシンの価格下落に伴い、2020年6月発券分から取りやめていた。燃油サーチャージがゼロとなるのは2016年4月から2017年1月の期間以来、約3年半ぶりだった。今年6月発券分から、燃油サーチャージの徴収を再開している。
燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、為替レートの2ヶ月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。円貨換算額が6,000円未満となった場合には、燃油サーチャージを適用しないこととしている。
■燃油サーチャージ額(2021年6月~9月/日本発旅程・片道)
韓国・ロシア(ウラジオストク) 400円
韓国以外の東アジア 1,700円
ベトナム・グアム・フィリピン 2,200円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 3,300円
ハワイ・インド・インドネシア 4,400円
ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 7,700円