JAL、ビジネスクラスで焼酎「森伊蔵」を1日限定提供
機内でのコロナ感染者の割合、搭乗72時間以内の検査で市中の20分の1以下に
デルタ航空とメイヨー・クリニック、ジョージア州保健局は、出発72時間以内に新型コロナウイルス検査を1回実施することで、機内での感染者数の割合を、市中感染者の割合を下回るレベルにまで減少させることができるとの研究結果を発表した。
学術雑誌「Mayo Clinic Proceedings」に掲載された査読付きの研究結果によると、調査期間中、市中での平均感染率は1.1%であったものの、72時間以内に検査を受けた乗客が搭乗したフライトでは0.05%にまで減らすことができた。
この研究は、2020年12月から今年5月にかけて、デルタ航空のニューヨーク/ジョン・F・ケネディ発ローマ行きの9,853名の乗客のデータを元にしている。このうち4名が迅速抗原検査と確認用分子検査の両方で陽性と判定された。
デルタ航空のチーフヘルスオフィサーであるヘンリー・ティン氏は、「この研究で収集されたデータは、ワクチン未接種者が搭乗72時間以内に1回の検査を定期的に行うことで、航空旅行中の新型コロナウイルスの曝露や感染のリスクが大幅に軽減されることを示しています。機内での感染率が極めて低いことに加え、機内ではマスク着用の義務化や病院レベルの空気ろ過など、さまざまな対策が施されていることを考えると、例えばアメリカとイギリスの間での感染リスクは100万分の1以下になることがわかります。ワクチン接種率が向上し、世界中で新規感染者が減少すれば、この数字はさらに改善されるでしょう」とコメントした。