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エイチ・アイ・エス、第3四半期決算は332億1,700万円の最終赤字
エイチ・アイ・エス(HIS)は、2021年10月期第3四半期の連結決算(2020年11月〜2021年7月)を発表した。
売上高は907億3,800万円、営業損失は467億3,200万円、経常損失は463億9,600万円で、純損益は332億1,700万円の赤字だった。自己資本比率は14.4%となった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きく、引き続き社員のグループ外への出向を推進したほか、各国でもコスト削減を継続し、政府からの助成金などを最大限活用した。
セグメント別の売上高は、旅行事業が357億9,100万円、テーマパーク事業が112億6,500万円、ホテル事業が41億9,000万円、九州産交グループが124億5,600万円、エネルギー事業が260億9,700万円だった。いずれのセグメントでも営業損失を計上している。
雇用調整助成金などの支給による助成金収入として129億4,100万円を特別利益に、臨時休業した営業施設などの休業期間中に発生した費用として29億2,900万円を特別損失にそれぞれ計上している。
通期の業績予想は未定のままとしている。