ANA、Q400に沖縄・奄美の世界遺産登録記念デカール ピーチ機にも掲出

全日本空輸(ANA)は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録を祝い、ボンバルディアDHC8-Q400型機に記念デカールを掲出する。7月29日からボーイング787-8型機などにも掲出しているもので、貼り付けの様子が9月16日、那覇空港のMRO Japanで公開された。

対象機材はボンバルディアDHC8-Q400型機(機体記号:JA858A)1機で、貼り付け作業はMRO Japanでの機体整備に合わせて行われた。デカールは「祝 世界自然遺産」の文言が書かれており、サイズは110センチ×50センチ。同社の整備士が機首付近の両側面に貼り付けた。このデザインのデカールは、ボーイング787-8型機(同JA818A)とボーイング737-800型機(同JA71AN)のほか、ピーチのエアバスA320型機(同JA08VA)にも貼り付けられて運航されている。なお、ANAとピーチが同一デザインのデカールを掲出するのは初めてだという。

JA858Aは整備完了後の10月1日にドックアウトする予定だが、その後の運航便は現在のところ決まっていない。また、掲出終了時期も未定となっている。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は、国内24件目の世界遺産として7月26日に登録が決定した。自然遺産としては2011年登録の小笠原諸島以来、10年ぶり5件目。

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