ヤフオク出品のANAファーストクラスシート、360万円台に ファーストクラスで北米2往復分に迫る勢い

ヤフーが運営するネットオークションサービス「ヤフオク!」に9月21日から出品されている、全日本空輸(ANA)の国際線用ボーイング777-300ER型機ファーストクラスのシートが、開始からわずか2日で360万円台にまで大きく値上がりした。

シートはモックアップで、テーブルを引き出したり、収納スペースを開けたりすることもできるが、電気製品として販売するものではないため電動部分は使用できない。サイズは115センチ×242センチ×131センチ、重さ約400キロ。

現在の入札額は3,679,254円で、これまでの入札件数は203件、入札者は56人。送料は別途必要、最安となる東京23区内に平日に配送する場合は299,200円、最も高額なのは那覇市内に休祝日に配送する場合で2,135,100円。落札者自身が運搬、設置することも可能であるものの、受け取り場所は千葉県市川市となり、保管場所の東京都大田区からの運搬料が、平日には180,400円、休祝日には189,400円かかる。

同じ座席が設置されている東京/成田〜シカゴ線をファーストクラスで往復する場合、諸税や燃油サーチャージを含めて総額250万円台だった。入札額と送料を合わせた総額は、大人2人がファーストクラスで北米へ往復できる金額に迫る。

同時に出品された「ボーイング777-300ERウインドウフレーム」も、現時点での入札額は447,700円となっている。いずれも9月26日午後9時台に終了する。終了間際の入札による自動延長は行われない。