カンタス航空、ブエノスアイレスからダーウィンへ同社最長飛行 約15,020キロ

カンタス航空は、本国送還の目的で、ブエノスアイレスからダーウィンまで約15,020キロメートルに及ぶ直行便を運航した。

これまでの同社の最長飛行距離の記録を破るもので、QF14便として、ブエノスアイレスを10月5日の午後0時44分に離陸し、アルゼンチンの南や南極大陸の端などを通過し、ダーウィンに10月6日午後6時39分に到着した。飛行時間は17時間25分だった。ボーイング787-9型機(機体記号:VH-ZNH)を使用し、乗員21名、乗客107名とエンジニア、地上スタッフが搭乗した。燃料は126,000リットル搭載した。

カンタス航空の最長距離の定期便は、2018年3月に開設したパース〜ロンドン線で、ブエノスアイレス〜ダーウィン間のほうが522キロ長い。最長時間のフライトは、1989年にボーイング747型機のデリバリーフライトとして、ロンドンからシドニーまで20時間9分かけて運航した。2019年には、超長距離フライト「プロジェクトサンライズ」の実証フライトをニューヨークとロンドンからシドニーへ19時間以上かけて飛行した。

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