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カンタスグループ、マスコットの土地を売却 8億200万豪ドルで
カンタスグループは、LOGOS Property Group(ロゴス・プロパティ・グループ)が率いるコンソーシアムに、オーストラリア・シドニー郊外のマスコットの土地を8億200万豪ドルで売却する。
広さ13.8ヘクタールで、大半は今年度前半にも売却を終え、得た資金は債務の削減や運転資金として活用する。売却の税務上のメリットなどは、2022年2月の決算発表時に説明する。入札を経て売却先を選定したといい、国内外から18件の入札があった。売却した土地の一部はリースバックし、その間に現在設置している機能の一部を移転させる準備を行う。
また、ロゴス・プロパティ・グループとの間で、土地の開発についても協議を開始した。カンタス航空専用の地区をつくることや、さらに3ヘクタールの土地の売却なども協議する。仮に合意に至った場合、取引総額は10億豪ドル以上となる可能性がある。
アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、全て売却、一部売却、売却を行わないといういずれの選択肢も残した上で交渉に臨んだといい、「市場の反応が良かったことから、結果的にすべての土地を売却することができた」と評価した。