4月の欠航は2便のみに改善 バニラ・エア、4月の輸送実績

バニラ・エア

14年4月の輸送事績を発表したバニラ・エア Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 バニラ・エア(VNL)は14年4月の輸送実績を発表しました。

 国内線(成田-那覇・新千歳線)の総旅客数は提供座席数7万3232席に対し3万1020人、搭乗率(ロードファクター・L/F)は42.4%。国際線の総旅客数は提供座席数4万3200席に対し2万2941人、搭乗率は67.7%。国内線(成田-ソウル・台北線)の搭乗率はバニラ・エアが目標とする8割前後を下回り、4割程度となった理由として同社は発売開始日の遅れ等を要因の一つとして挙げています。

 一方、国際線については、成田-ソウル線が56.4%となったものの、台北(桃園)線の搭乗率78.9%が全体を押し上げ、国際線は7割に届く搭乗率となっています。

 国内線、国際線をあわせた全体の定時出発率は94.3%、定時到着率は93.1%、搭乗率は51.8%。4月の欠航便は2便のみに留まり、就航率は前月よりも改善し99.7%でした。

 バニラ・エアは成田-那覇線と新千歳線に続いて国内3路線目となる奄美大島線を、7月1日より1日1往復体制で就航を開始します。日本のLCC(格安航空会社)が奄美大島線に就航するのはバニラ・エアが初めて。