シンガポール航空、東京/成田〜シンガポール線へのエアバスA380型機投入期間変更 2025年5月1日から
元バニラエア機の「JA02VA」、アレジアント航空の塗装で羽田に出現 米国の超格安航空会社
元バニラエア機で全日本空輸(ANA)でも運航されていたエアバスA320型機(機体記号:JA02VA)が、意外な姿で羽田空港に駐機していることが話題になっている。
JA02VAは2013年に製造された機材で、ANAホールディングス(ANAHD)がAWASとのリース契約で導入。傘下のバニラエアで運航され、同社の運航最終日となった2019年10月26日には成田空港の到着最終便(台北/桃園発JW106便)に使用された。同社での運航終了後は全日本空輸(ANA)に移り、バニラエア時代の普通席180席の客室仕様「32G」のままで2020年1月から国内線に投入された。
▲バニラエア時代のJA02VA。成田到着最終便にアサインされた
リース期間終了のためANAでの運航も今年上半期までに終了し、その後の動きが注目されていたJA02VAだが、アレジアント航空の塗装に変更されて11月1日に那覇空港から羽田空港に移動。日本では見慣れない姿がSNSなどで話題となっていた。11月6日現在は羽田空港の982番スポットに駐機されており、まもなく日本を離れると見られる。
バニラエアからANAに移った「32G」仕様機はこのほか、JA01VA、JA03VAの2機がある。このうちJA01VAはリースバックため11月6日に離日し仁川空港に向かったが、同日中に羽田空港に戻ったことが確認されている。
アレジアント航空は、アメリカ・ラスベガス郊外に本社を置く総合旅行会社のアレジアント・トラベル・カンパニーが運航する航空会社。格安航空会社(LCC)よりも更に安い「超格安航空会社」(Ultra Low-Cost Carrier, ULCC)とも呼ばれている。