デルタ航空、国際線の予約が450%増 入国制限撤廃で

デルタ航空(エアバスA350-900型機)

デルタ航空は、アメリカ政府が11月8日に入国制限を撤廃することを受け、国際線の予約数が450%増加したことを明らかにした。

制限の撤廃により、ヨーロッパを中心とした33か国の利用者が恩恵を受ける。デルタ航空ではそのうち10か国に直行便を運航しており、エールフランス航空やKLMオランダ航空、ヴァージン・アトランティック航空などとともに世界各地のハブを経由して運航している。

制限撤廃の発表の前後6週間の予約数を比べると、450%増加していた。撤廃初日の11月8日には、世界38か国の55都市からアメリカへ139便が到着し、供給座席数は25,000席以上となる。

デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は、「これは、旅行にとって、また、約2年間大切な人に会えなかった世界中の多くの人々にとって、新しい時代の始まりです。この夏、多くの国がアメリカ人観光客に国境を開放しましたが、海外からのお客様は、当社の飛行機に乗ることも、アメリカを訪れることもできませんでした。渡航制限を解除してくれたアメリカ政府に感謝するとともに、今後数日から数週間の間に家族や友人、同僚と再会できることを楽しみにしています」とコメントしている。

デルタ航空では、11月中にウェブサイトとアプリに新機能「FlyReady」を追加し、ワクチン接種証明書など、政府が要求する健康確認書類をアップロードすることができるようになる。

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