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欧州委員会(EC)は、ワクチン接種証明書の有効期間を9か月とすることを提案すると発表した。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)のワクチン接種完了から6か月後にブースター接種を推奨するという発表と、3か月の猶予期間を考慮したもの。理事会での合意後、2022年1月10日にも発効する。ブースター接種後の有効期限については、現段階で決定できないとしている。
EUデジタルCOVID証明書を持つ人に対しては、EU内の出発地に関わらず、原則として検査や検疫などの追加制限を求めない。また、欧州連合(EU)域外からの入国に対する規則の更新も提案しており、同様にワクチン接種完了後9か月をワクチン接種証明書の有効期間とする。2022年3月からは、ワクチン接種の生むに関わらず、全ての渡航者を受け入れる国のリストの廃止も計画している。
これまでに、EUデジタルCOVID証明書は6億5,000万枚以上発行されている。ワクチン接種はEUの総人口の65%以上に対して行われているものの、十分であるとはいえない。