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エア・ドゥの「ロコンジェット北海道」、外観・機内を詳細レポート
AIRDO(エア・ドゥ)は、ボーイング767-300ER型機の特別塗装機「ロコンジェット北海道」(機体記号:JA607A)を12月1日から運航する。本稿では、機体外観と機内の様子を24枚の写真とともにお伝えする。
ロコンジェット北海道は、北海道と包括連携協定を結んでいる同社とポケモンの連携により企画されたもので、北海道をPRする「北海道だいすき発見隊」に任命されているきつねポケモンの「ロコン」と「アローラロコン」が主役。外観は左右非対称のデザインで、右側はエア・ドゥイエローをベースに、主翼付近から尾翼まで複数の「ロコン」を描いた。左側はエア・ドゥブルーを基調とした「アローラロコン」のデザインになっている。
機内には両キャラクターを描いた3種類のヘッドレストカバーを用意。外観と同様に左右非対称の配置で、A・B・C席は「アローラロコン」が、E・F・G席は「ロコン」が森で休んでいる様子を描いた。中央のD席は2匹がこちらを覗いている様子のデザインとなっている。「ロコン」が「ポケモンずかん」の37番に登録されていることにちなみ、37列目はすべての席に2匹のロコンが描かれたヘッドレストカバーを付けた。
ドリンクサービス時に使用する紙コップは専用のデザインを用意。就航当初はロコンとアローラロコンが歩いている様子の1種類のみだが、今後異なるデザインも用意する。客室乗務員が着用するエプロンもオリジナルデザインで、ポケットからは両キャラクターが覗く。このほか、オリジナルポストカードやステッカーを用意し、希望者にプレゼントする。
塗装作業は11月5日から那覇空港のMRO Japanで実施した。マスキング等の下準備の後、16日から塗装を始め、26日に完了。28日夜に羽田空港へフェリーされた。初便は12月1日午後0時20分札幌/千歳発、東京/羽田行きのADO20便となる。