JAL、花王と清掃マニュアル改良 感染症対策強化

日本航空(JAL)は、花王と連携し、感染症対策のために改良した清掃マニュアルの運用を開始した。

花王の専門家による、空港カウンターやベビーカーなどを中心とした「ATPふき取り検査」で衛生状態を数値化した結果に基づき、汚れを見落としやすい箇所への清掃エリアの拡大や、洗浄と除菌が同時にできる花王の「医療施設用クリンキーパー」を導入した。

また、機内の化粧室でも、「ATPふき取り検査」とブルーライトを用いた調査の結果をもとに、清掃箇所の追加や、感染防止用ガウン、手袋、フェイスシールドの着脱手順や廃棄方法についてマニュアルを改良した。狭い空間でも効率的な清掃ができるよう、コンパクトに設計された「クイックルミニワイパー」と、便器から床・壁の汚れを落とし、除菌もできるお掃除シート「トイレクイックル消臭ストロング」も導入した。

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