ANA、GEエンジン搭載の新仕様787-9が就航 羽田〜那覇を1往復

全日本空輸(ANA)は、ゼネラル・エレクトリック(GE)製エンジンを搭載した、国内線新仕様のボーイング787-9型機を、きょう12月9日から路線投入した。

プレミアムクラス28席、普通席347席の計375席仕様で、全席にパーソナルモニターを備えている。従来の国内線仕様のボーイング787-9型機と比べ、プレミアムクラスが10席増、普通席が30席減とし、幹線を中心に人気が高いプレミアムクラスを増やした。プレミアムクラスは「2-2-2」、普通席は「3-3-3」配列としており、全席にAC電源とUSB電源を装備している。

これまでに導入したボーイング787型機には、ロールス・ロイス製のTrent 1000エンジンを搭載していた。この機体は、GE製のGEnx-1B64エンジンを搭載している。

初便は、東京/羽田発沖縄/那覇行きのANA477便となり、乗客109名を乗せて午後3時26分に61番スポットを出発、同44分に離陸した。那覇空港には午後6時1分に着陸、同8分に32番スポットに到着した。その後は、東京/羽田行きのANA476便に投入し、午後7時10分に出発、午後9時25分に到着した。

ANAでは、国内線のパーソナルモニター付き機材を、2021年度末までに61機体制に拡大する。内訳は、エアバスA321neoが22機、ボーイング777-200型機が4機、ボーイング787-8型機(プレミアムクラスのみ)が6機、ボーイング787-9型機が2機の国内線仕様機計34機と、エアバスA320neoが11機、ボーイング787-8型機が16機の暫定的に国内線に投入している国際線仕様機の計27機となる。

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