JAL、WeChat内での航空券販売を開始 日本の航空会社では初、ポストコロナを見据え

JAL(エアバスA350-900型機、JA01XJ)

日本航空(JAL)は、Tencentと共同で、中国最大のメッセンジャーアプリ「WeChat(ウィーチャット)」内に、JAL航空券の予約・購入が可能な「JAL公式WeChatミニプログラム」を開設した。11月24日正午から航空券の販売を開始する。

北京、大連、広州、上海、天津など18空港発の日本行きや日本経由アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル行の航空券を販売する。コロナ後のインバウンド需要の回復を見据えたもので、JALのウェブサイトやアプリを経由することなく、使い慣れたアプリ上で、「WeChat Pay」などで新たな決済手段で航空券の予約・購入ができるなどのメリットがある。

今後は、航空券の購入だけでなく、購買データを活用して日本に関心のある顧客のニーズに合わせた、日本各地の観光情報の発信などの効果的なプロモーションに取り組み、中国でのさらなるマーケットの拡大や売上の増大を目指すという。

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