京王電鉄、2022年春ダイヤ改正を発表　「準特急」姿消す

京王電鉄は、2022年春に京王線系統でダイヤ改正を実施する。

座席指定列車は、平日には京王ライナーの停車駅に明大前を追加したうえで、一部時間帯の下り京王ライナーの所要時間を短縮するほか、土休日は朝間の京王ライナーを一部時間帯で増発し、Mt.TAKAO号を通年運転するとともに増便する。

一般列車は、調布以東での乗車機会増加や都営線との乗換利便性向上のため、「特急・準特急」種別を名称統合し、停車駅を改めた「特急」として運行する。平日は相模原線夕夜間の調布駅での乗換待ち時間などを改善し、朝ラッシュ時間帯上り列車の運行本数適正化により定時性を向上する。土休日は動物園線を日中の外出に便利な本数・間隔とし、相模原線の一部区間は列車種別・運転本数を見直す。

同社は、今回のダイヤ改正により、コロナ禍を経て大きく変化した乗客のニーズに対応するとしている。具体的な実施日や詳細な列車時刻時刻については2022年1月下旬頃に発表する。