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ANAHD、8四半期ぶりに営業黒字 緊急事態宣言解除で国内旅客戻る
ANAホールディングスは、2022年3月期第3四半期(4月〜12月)決算を発表した。
売上高は7,380億円、営業費用は8,538億円で、純損益は1,028億円の赤字となった。緊急事態宣言の全面解除後、国内線の旅客需要が大きく改善したほか、国際線貨物で過去最高の売上を更新した影響により、8四半期ぶりに営業黒字に転換し、1億円の営業利益を計上した。当初は第4四半期の営業黒字を見込んでいたものの、前倒して達成した。
セグメント別の売上高は、航空事業が6,384億円、航空関連事業が1,498億円、旅行事業が345億円、商社事業が614億円、その他が276億円となった。
ANA国際線の旅客収入は482億円、旅客数は549,000人、利用率は25.0%だった。ANA国内線の旅客収入は2,065億円、旅客数は13,198,000人、利用率は49.3%だった。ピーチの旅客収入は245億円、旅客数は2,922,000人、利用率は60.0%だった。
通期の見通しは、売上高は1兆600億円、営業損益は1,250億円の赤字、純損益は1,000億円の赤字を据え置いている。