山手線、営業時間帯に自動運転導入に向けた試験実施

山手線

JR東日本は、山手線の営業時間帯の自動運転導入に向けた試験を行う。

2018年度より自動運転の導入に向け、山手線で終電後の時間帯にATO(自動列車運転装置)の試験を行っている。2018年度には加速や定速走行、減速、定位置への停車などの運転機能、2019年度には車両制御、2020年度には群制御などの運行管理連携を意識した試験に拡大し、一定の成果を得ていた。

今回は2月中旬から下旬にかけて、山手線全線でE235系1編成を使用して、営業運転している日中に試験を行い、自動運転の乗り心地や省エネ性能を検証する。2025年から30年頃にも、山手線などへのATOの導入を目指す。