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JR東日本は、上越新幹線の上毛高原〜新潟駅間の散水消雪設備(スプリンクラー)の点検作業に残雪検知システムを2021年12月から導入した。
新幹線電気・軌道総合検測車「East i」の運転台に設置したカメラで高架上を撮影し、その画像を地上監視センターに送信。AIを活用して解析することで、スプリンクラーの不具合箇所などに発生する残雪の検知を行う。残雪が検知された箇所は、スプリンクラーに不具合が発生している可能性がある箇所として、作業員による点検を検討する。
これまで、高架上のスプリンクラーのメンテナンスは、作業員が高架上を歩行し目視にて不具合箇所の確認をしていた。歩行点検の削減を目的として、新システムを導入した。
今後、上越新幹線での今冬の運用状況を確認し、東北新幹線及び北陸新幹線の散水消雪設備への導入を検討する。