大田区、川崎市にサイクルポートを設置する実証実験 相互利用を見据え

大田区コミュニティサイクル 実証実験

大田区は、大田区コミュニティサイクル事業で、川崎市の臨海部エリアと武蔵小杉エリアに、実証実験的に3つのサイクルポートを設置する。

他自治体と自転車の乗り入れを可能にする広域協定に参画しているものの、川崎市とは連携しておらず、利用者から相互利用を希望する声が多数寄せられていたという。川崎市川崎区のLiSE(川崎生命科学・環境研究センター)に11台、中原区の東急新丸子駅駐輪場2か所にそれぞれ12台と13台の計36台を設置する。実験期間は多摩川スカイブリッジの開通後から、約6か月を予定している。

大田区のサイクルポートとして設置するため、現在展開されている川崎市のサイクルポートとの相互乗り入れはできない。実験後には、利用回数、利用者アンケート、問合せ数などで効果を評価し、今後の運用について検討する。