アパグループ、2021年11月期は39億3,800万円の最終黒字

アパグループは、2021年11月期の決算を発表した。

連結売上高は916億5,600万円(前期904億3,200万円)、営業利益は81億9,000万円(同20億4,400万円)、経常利益は75億2,200万円(同10億900万円)となり、39億3,800万円の最終黒字(同9億4,900万円)を計上した。増収増益となった。

売上高はコロナ前の2019年11月期の3分の2程度にとどまったものの、50周年キャンペーン企画による新規需要の喚起や自動チェックイン機の導入等によるコスト削減に努めたほか、国や自治体への一棟貸しを進めたことが寄与した。今期も開発は計画通り進め、18軒4,116室を開業する見通し。

アパグループは、グループ会社20社を通じてホテルやマンション事業などを手掛けている。ホテル事業では、建築設計中を含めて688軒105,388室を展開し、2025年3月までにネットワークとして15万室の展開を目指している。