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ピーチの「旅くじ」、全国のスシローに登場 寿司オーダー用パネルで注文
ピーチ・アビエーションはあきんどスシローとのコラボで、“行き先が選べない旅ガチャ”として話題の「旅くじ」を、全国の「スシロー」約300店舗で3月7日から発売する。
旅くじは、カプセルトイの仕組みを利用した“旅の行き先を選べないガチャ”。カプセルの中に、特定の旅先と、その路線の航空券を購入する際に使えるピーチポイントの交換コードなどが書かれた紙が入っている。昨年8月16日に大阪の心斎橋パルコに初めて設置されると、行き先がランダムで決まるというゲーム性が反響を呼び、約2か月で3,000個以上を販売した。その後、渋谷・名古屋・福岡・札幌の4都市などでも展開し、これまでに累計約15,000個が売れた。3月にピーチが就航10周年を迎えたことを記念して、旅くじが初めて飲食店とコラボする。
展開するのは、ピーチが就航する北海道・関東・中部・近畿・九州エリアのスシロー321店舗。これまでは自販機で購入する形式だったが、スシローの店舗では寿司のオーダー用のタッチパネルで旅くじを注文するスタイルとなる。店員が抽選箱を客席に届け、客自身が箱からカプセルを取る。代金は食事の会計と一緒にレジで支払う。価格や内容は今までと同様、1回5,000円で、必ず6,000円分以上のピーチポイントが当たる。札幌/千歳・東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西・福岡発の国内線の行き先が対象となっている。
また、東京駅前の「スシロー八重洲地下街店」ではきょう3月1日から、自販機タイプの旅くじも設置する。こちらは東京/成田発の国内11路線が対象。支払いはスマホ決済サービスの「PayPay」のみとなる。スシロー店舗での旅くじの展開は3月31日までの期間限定。
▲「スシロー八重洲地下街店」に3月1日から設置された自販機型「旅くじ」
ピーチとスシローは昨年7月、北海道・釧路をテーマとした共同キャンペーンを実施。今回のコラボは、当時のキャンペーンでの繋がりがきっかけになったという。旅くじを担当する事業戦略室ブランドマネージャーの小笹俊太郎氏は、「旅行需要が落ち込む中、いかに日常に入り込んで旅行を思い出してもらうかがポイント」と狙いを話す。旅くじはこれまでピーチ社員が手作業でカプセルに封入していたが、300店舗への展開で大量生産が必要になることから外注することを決めたという。コラボのオファーは様々な業種の企業から届いているといい、就航10周年を機にユーザーとの接点をさらに増やしていきたい考えだ。
このほか全国のスシローでは3月7日から、ピーチが就航する奄美産のマグロを使った「生本マグロ6貫盛り」(税込1,078円)を期間限定で販売する。注文した人の中から抽選で、ピーチポイントや奄美大島の特産品が当たるキャンペーンを実施する。