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斉藤鉄夫国土交通相は3月1日、ロシア領空の通過制限に伴い、日本路線の約20便が欠航となったことを明らかにした。
欧州各国がロシア機の自国上空の飛行を禁止したことに対抗し、ロシアは各国の航空会社に対して領空の運航を制限している。現時点で把握している中では、日本路線の約20便が運航を取りやめた。
運航を取りやめることをすでに発表しているのは、エールフランス航空、KLMオランダ航空、フィンエアーなど。日本政府はロシアに対して領空の通過を制限しておらず、日本の航空会社は現在もロシア領空を飛行している。
斉藤国交相は、「国土交通省としては、情勢の推移を注視しながら、関係省庁と連携して情報収集を行うとともに、航空会社等に情報提供を行うなど、適切に対応してまいります」と話した。