オンワードHD、オンワードビーチリゾートグアムの全株式を星野リゾート子会社へ譲渡

オンワードビーチリゾートグアム

オンワードホールディングスは、オンワードビーチリゾートグアムの全株式を、星野リゾートの完全子会社であるグアムホテルマネジメントへ譲渡すると発表した。

構造改革の一環として、不採算事業からの撤退や規模の縮小を進めていた。オンワードビーチリゾートグアムは、1992年に開業。大規模修繕の必要性が高まることや、新型コロナウイルスにより経営環境が悪化していることから、譲渡を決めた。株式の譲渡価額は61億円で、オンワードホールディングスによる貸付債権24億円も譲渡した。

2020年12月期の業績は、売上高8億3,800万円、営業損失9億1,300万円、純損益は9億2,800万円の赤字だった。2018年12月期と2019年12月期は、それぞれ4,700万円、9,300万円の最終黒字だった。

オンワードマンギラオグアム、オンワードゴルフリゾートグアムのゴルフ事業は譲渡対象に含まれていない。