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ANA、燃油サーチャージ引き上げ 2月発券分から
全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を2月発券分から引き上げる。
両社は燃油サーチャージの徴収を、航空燃料のシンガポールケロシンの価格下落に伴い、2020年6月発券分から取りやめていた。燃油サーチャージがゼロとなるのは2016年4月から2017年1月の期間以来、約3年半ぶりだった。2021年6月発券分から、燃油サーチャージの徴収を再開している。
燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格の2か月間の平均を、為替レートの2か月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。円貨換算額が6,000円未満となった場合には、燃油サーチャージを適用しないこととしている。
■燃油サーチャージ額(2022年2月~3月/日本発旅程・片道)
韓国・ロシア(ウラジオストク) 1,700円
韓国以外の東アジア 5,000円
ベトナム・グアム・フィリピン 5,500円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 9,400円
ハワイ・インド・インドネシア 12,100円
ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 19,300円