那覇-岡山線が搭乗率9割超え JALグループ、14年5月輸送実績

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは2014年5月の輸送実績を発表しました。

JALグループ

JALグループ、14年5月輸送実績を発表 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 国際線旅客数は前年比5.4%増の61万9478人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比2.3%増の73.4%。
 方面別では、太平洋線が前年比18.5%増の旅客数15万4651人、搭乗率は前年比1.8%増の80.4%、ヨーロッパ線が同0.8%増の5万3293人、搭乗率は同0.7%増の74.6%、東南アジア線が同1.5%減の23万4463人、搭乗率は同1.1%減の69.0%、オセアニア線が同16.6%増の1万1554人、搭乗率は同16.6%増の73.1%、グアム線が同17.2%増の1万2425人、搭乗率は同5.1%増の75.7%、韓国線が同9.7%減の6万26人、搭乗率は同2.4%増の72.5%、中国線が同17.5%増の9万3243人、搭乗率は同7.6%増の57.6%でした。
 搭乗率は東南アジア線が微減した以外は全方面で堅調に推移し、オセアニア線については前年比で16%以上も伸びています。また、中国方面は旅客数・搭乗率共に9カ月連続で上昇しています。
 国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比2.6%増の263万7903人、座席有償利用率は前年比3.3%アップの63.3%。前年同月と比べると搭乗率は2013年8月以降、10カ月連続で上昇しています。
 JALグループ国内線で最も搭乗率が高かった路線は、前月に引き続きJTAが運航する90.2%の那覇-岡山線。次いで83.2%の羽田-函館線、82.9%の伊丹-札幌線となっています。