JR東海、リニア実験線「改良型L0系」の体験乗車 5月に初開催

リニア改良型L0系

JR東海は、山梨リニア実験線で走行試験を行っている「L0系改良型試験車」の体験乗車を5月に初開催する。

全長約40キロの実験線で、営業運転で予定している時速約500キロでの高速走行を体験できる。体験時間は約30分。5月24日、25日、26日の3日間、各日6便設定し、各便10区画20席、計180区画360名分を募集する。応募は1区画単位で、1回の応募につき最大2区画、日時は第3希望まで申し込める。料金は1区画4,400円。12歳未満は同行者が必要。3月25日から4月19日まで、ウェブサイトで受け付ける。申し込み多数の場合は抽選となる。JR東海によると、「過去の体験乗車においては、昼前後の便にお申し込みが集中する傾向」があったという。

試験車は7両編成のうち1〜5号車は従来型L0系、6・7号車が改良型L0系という編成を組んでいる。改良型L0系は2020年8月17日から走行試験を開始した。同月には実験線の設計最高速度となる時速550キロでの走行試験を実施している。

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