ANA機体工場見学、4月4日再開へ あす3月29日午前9時30分から予約開始

全日本空輸(ANA)は、新型コロナの影響で休止していた羽田空港の機体工場見学を「ANA Blue Hangar Tour」として刷新し、4月4日から再開する。

平日のみの開催で内容は休止前と同様、講堂での飛行機に関する講義と、格納庫での機体見学が各45分の計90分。再開に合わせ、整備部門の紹介を中心とした体験型施設を新設し、参加者が集合前と見学前の各30分で自由に見学できるようにする。

各日午前9時30分開始と午後1時30分開始の2回設定する。申し込みは開催日の1か月前から専用サイトで受け付ける。初日の4月4日から28日までの予約は、あす3月29日午前9時30分から。定員は各回24名。参加無料。休止前は各回定員80名で1日4回設定していたが、再開当初は人数を絞って開催する。今後、コロナ感染状況により規模を拡大していくという。

現在の形の機体工場見学は、格納庫が完成した1993年に開始。休止前の2020年2月末までの約27年間でのべ121万5,339名が参加した。近年では年間約7万人が来場していたという。