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島津製作所、ボーイング737MAXと777型機搭載部品の納入開始 APUやスポイラーの部品
島津製作所はボーイング737MAXと777型機に搭載する部品3品目の納入を順次開始すると発表した。
納入するのは、ボーイング737MAX向けは「Ground Spoiler Control Module」と「APU Air Inlet Door Actuator」、ボーイング777型機向けは「APU Air Inlet Door Actuator」。
「APU Air Inlet Door Actuator」は、APU(補助動力装置)のガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へと取り入れるためのドアを開閉させる電動モータ駆動のアクチュエータで、これまでボーイング747型機、747−8型機、757型機、767型機、787型機でも製造を担当した。「Ground Spoiler Control Module」は、着陸時に接地した機体の速度を速やかに低減させて着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへの油圧供給を行うバルブで、島津製作所が生産にするのは今回が初めて。また、グランド・スポイラーシステムに組み込まれる機器や部品をボーイング社向けに供給するのも初となる。
島津製作所は1955年より航空機器事業を再開して以来、多くの航空機搭載機器の開発・生産を行っている。民間機向けでは、ボーイング737型機用の機器の生産を1976年から開始している。