JAL、国際線利用者向け「JALコロナカバー」の提供終了

日本航空(JAL)日本航空(JAL)

日本航空(JAL)は、新型コロナウイルス陽性時の医療費・検査費・隔離費用を補償する保険「JALコロナカバー」の無料付帯を、3月31日をもって終了した。

JALコロナカバーは、アリアンツトラベルの日本法人AWPジャパンと提携し、2020年12月23日搭乗分から国際線利用者に無償で提供していた。渡航先で新型コロナウイルスの陽性と判定された場合の医療費や検査費、隔離費用を、判定前の医療費も含めて負担するほか、24時間対応の相談窓口も設けている。さらに2021年7月1日以降、補償内容を拡充し、医師や保健局から濃厚接触者と判定された場合や、発熱などの疑わしい症状があり検査や隔離が要請された場合、陽性判定前の隔離・宿泊費用も負担している。

航空券の購入時期に関わらず、第1区間となるJAL国際線の搭乗日から31日間、もしくは帰国時までが補償期間となる。このため、サービス提供最終日に第1区間を利用した場合、4月30日までが提供期間となる。サポート窓口の営業も5月1日午前7時をもって終了する。

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