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ANAあきんど、耕作放棄地を再生 松山で伊予柑植樹、クラファン参加者と123本
ANAあきんどは、石丸農園と連携し、愛媛県松山市の耕作放棄地をみかん農園として再生させる、ANA「農園プロジェクト」を展開している。4月17日には整地した土地に植樹を実施した。
全日本空輸(ANA)の客室乗務員で、愛媛県新居浜市出身の黒川さゆりさんが社内公募に応募し、ANAあきんど松山支店でプロジェクトに取り組んでいる。
今回植樹を実施したのは、松山市内の1,000平方メートルの土地。123本の伊予柑の木を植樹した。4年程度で収穫が可能になるという。ANAが運営するクラウドファンディング「WonderFly」で、耕作放棄地の整備費用や苗木の購入費用の寄付を募り、39人から355,000円を集めた。寄付者には金額に応じて伊予柑などを送付する。
現在もふるさと納税プラットフォーム「ANAのふるさと納税」では、石丸農園の伊予柑の木のオーナー制度を1年間5万円で現在も受け付けている。寄付者自身で収穫できるほか、収穫できない場合には伊予柑20キロなどを送付する。
これまでには、2021年12月から2022年2月にかけて、国内線のプレミアムクラスで、プロジェクトの一環として愛媛県産の伊予柑を使用した機内食を提供している。
植樹に参加した、ANAあきんどの菅谷とも子社長は、「未来につながる農園を作っていかなければいけない。廃園になり、みかんが作れなくなるのは大きなダメージと思い、なにかできることはないかということでお手伝いをさせていただいている。マイレージのお客様3,700万人にクラウドファンディングをご紹介させていただき、ご支援して頂いた方がリアルに参加している。ANAふるさと納税でみかんの木のオーナーになることを提案した。体験型ツアーも作らせて頂いて、松山の地にお呼びしている。国内線プレミアムクラスに愛媛みかんのデザートを搭載させていただき、多くの方に召し上がって頂いた。私どもの持っているツールでお役に立てるのがわかったのが今回の喜び。日本全国で廃園や苦しんでいる人がいると思うので、成功事業を横展開し貢献していきたい」と話した。