JAL、国際線燃油サーチャージを引き上げ 欧米往復7万円超え

日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を6月発券分より大幅に引き上げる。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2か月間の平均を、2か月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めている。2月から4月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均122.40米ドル、1米ドル118.02円だったため、円貨換算額は14,323円となった。

6月1日から7月31日までの発券分の日本発旅程では、いずれも片道あたり、韓国・極東ロシア線は4,100円、韓国・モンゴル以外の東アジア線は9,900円、グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク)線は12,700円、タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク)線は19,600円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ線は23,600円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は36,800円となる。

■燃油サーチャージ額(2022年6月~7月/日本発旅程・片道)
韓国・極東ロシア 4,100円
韓国・モンゴル以外の東アジア 9,900円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク) 12,700円
タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク) 19,600円
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 23,600円
ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 36,800円

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