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JR東日本のSL3両が一斉に汽笛吹鳴 4月27日にライブ配信
JR東日本は、鉄道開業150年記念キャンペーンの一環として、3支社が保有するSL3両の汽笛を一斉に鳴らし、その様子をYouTubeで配信する。
盛岡車両センター所属の「C58 239」、ぐんま車両センターの「C61 20」、新津運輸区の「C57 180」の3両が汽笛を一斉に吹鳴する様子を、YouTube「JR東日本公式チャンネル」で4月27日午前11時40分から配信する。このほか、この企画に賛同したJR九州、京都鉄道博物館、鉄道博物館、東武鉄道、秩父鉄道、真岡鐵道、伊予鉄道、小湊鐵道の車両が汽笛吹鳴する様子も録画映像で紹介する。アーカイブ配信も後日行う予定。
「C58 239」は1940年製で、山田線や釜石線、大船渡線などで運用されていた。1973年に一旦廃車となったが、2014年からは「SL銀河」の牽引機として復活している。「C61 20」は1949年製で、特急「はつかり」や「はくつる」など往年の名列車の牽引機として活躍。1973年に廃車されたが、2011年に復活し「SLみなかみ」などを牽引している。「C57 180」は、1946年に製造され、急行「日本海」や「佐渡」を牽引。1969年に現役を退いたが、1999年から「SLばんえつ物語」として復活を遂げた。
JRグループは、1872年10月14日の日本の鉄道開業から150年を迎えることから、鉄道利用を促進する「鉄道開業150年記念キャンペーン」を4月1日から実施している。